松江地域介護支援専門員協会(ケアマネ協会)さんからのご依頼で、ケアマネジャーさん向けのコミュニケーション技術の研修講師を務めました!
私はケアマネジャーさんのお仕事と直接関わったことはありませんが、介護事業所さんへBCPのセミナーを開いた経験があります。
その際の繋がりから、協会の研修部内で
「他業種でコミュニケーション技術の話ができる方がいないだろうか?」
ということで私が約10年ほど経験した、国産カーディーラー営業職という立場で起きた出来事をベースに研修の一部に取り入れられないか、という流れでした。
研修前にご担当者と数回に渡り、ケアマネジャーさんの現状や抱える課題、悩みについてヒアリングを重ねさせていただきました。
聞けば聞くほど、ケアマネジャーさんと車の営業職の悩みは似ている部分が多いと実感。
その後作成したスライドで図解しても、やはり対人コミュニケーションを多く担う役職だと感じました。
本研修では私が車の営業時代にコミュニケーションで失敗した事例と、それをどう克服したか?そして明日から使えるシンプルな心の持ちようと、ちょっとしたコミュニケーション技術について解説。
30分という時間ではストレス管理法について具体的には触れることができませんでしたが、その後のグループワークでは皆さま盛んに意見交換をされていました。
下記は研修後のアンケートで、とても良かったとお答えいただいた感想の一部です
・講師の先生の話をもう少し長い時間聞きたかった
・営業職に例えられ、通ずるものが多く参考になった
・「テキトーなコミュニケーションは事故の元」というのは標語にできそうなくらい的を射た考えだと思えたから
さらに今後実践できそうなものとして
・確認を面倒くさがらずこまめに行うこと
・人と人のつながりを深めていくためにしっかりと自分の目で見て確かめて丁寧な対応を行っていくこと
・見る、聞く、フットワークを軽くすること
今回は40名もの参加者がおられましたが、アンケートに回答してくださった93%の方々から好評価をいただきました!
逆にご意見もちゃんといただけました。
・もっと専門的なスキルについて教えてもらえるかと思った
・言葉の捉え方次第では、どんな相手の言うことも対応しなければになるかも?
などなど。
正直今回はかなり基本的というか、心の持ちようとして改めて初心に帰るコミュニケーション技術についてお話しをしました。
もっと踏み込んだ内容も、いつかお話しできればと思います。
研修の感想は全てご紹介できませんが、皆さま前のめりになって研修に参加されていた姿勢が非常に伝わる内容でした。
ぜひ簡単なことから実践して習慣化し、ストレスが溜まらないコミュニケーション技術を身につけていただければと思います!
この度の研修はこちらも学びになりました。
ケアマネ協会さん、参加者の皆さま、本当にありがとうございました。